2024/11/4修正して更新
ふるさと納税の限度額は、寄付する年の源泉徴収票で、目安金額を計算できます。
ですが、正確な限度額は12月の給料が確定し、源泉徴収票が届いた時に計算しないと分かりません。
そのため、年末のふるさと納税は込み合い、ふるさと納税サイトへの接続がしにくくなったり、欲しいと思っていた返戻品が無くなっていたりします。
また、年末に複数の自治体に寄付すると、特に食料品などは保管に困ったりしてしまいます。
このようなデメリットを避けるには、ふるさと納税の限度額の目安を先に計算し、早い時期から寄付を少しずつ行うことです。
結論から言えば、限度額をオーバーしても自己負担額が増えるだけです。
限度額内でふるさと納税をすれば、自己負担額の2000円で返戻品をもらえることになり節税効果は高くなりますが、限度額をオーバーした寄付金額に対しては税金控除が適用されません。
例えば、限度額5万円の場合に6万円のふるさと納税をした場合・・・・
オーバーした寄付金額は1万円となり、還元率30%の場合は3000円の返礼品となります。
つまり、残りの金額である7,000円を損したことになるのです。
限度額内でふるさと納税をするには、上記のシュミレーションツールで前年の源泉徴収票を元に限度額を計算し、約7〜8割を目安に少しずつふるさと納税をしていき、年末に今年の源泉徴収票を元に限度額を再計算し、残りの金額をふるさと納税するベテランユーザーが多いです。
総務省のHPから計算すると・・・・
●限度額が高い場合⇒限度額をオーバーした時の自己負担額が低くなる。
●限度額が低い場合⇒限度額をオーバーした時の自己負担額とほぼ同じ。
多種多様の計算になり正確な数字とは言えませんが、限度額が低い=約3万円までとなりました。
ふるさと納税限度額シュミレーションツールの使い方・注意すべき事